リレンザの薬代と乳酸菌製剤との併用に関して

インフルエンザは主に12月から翌年の3月ごろまで流行するウイルス性の感染症です。
原因ウイルスはインフルエンザウイルスで、A、B、C型が存在します。
ただしC型は流行感染症は引き起こしません。
このうちA型は毎年ウイルスの型が変化しやすく、ワクチンの効果が出にくいため流行しやすいです。
インフルエンザの症状としては、悪寒、高熱、節々の痛みなどが主なものとして挙げられます。
インフルエンザ感染症の治療には主にノイラミニダーゼ阻害薬という種類の薬が使用されます。
この薬はインフルエンザウイルス特有のノイラミニダーゼという酵素の機能を阻害します。
ノイラミニダーゼはインフルエンザウイルスがヒトの細胞内で増殖し、その細胞を離れる時に必要な脱殻という段階を補助します。
ノイラミニダーゼを阻害するとインフルエンザウイルスは新たな細胞に感染することができず、感染を広げることができなくなるのです。
このノイラミニダーゼ阻害薬の代表格がリレンザです。
リレンザは日本で最も早く発売されたノイラミニダーゼ阻害薬です。
吸入タイプの薬となっており、1日2回1回2吸入を5日間連続して行うこととなります。
このリレンザの薬代に関してですが、リレンザ1吸入分が173.5円です。
これを合計20吸入するので合計薬価は3470円です。
つまりリレンザだけの薬代としては3割負担で1040円程かかります。
ただし他にも薬が出ることもあり、さらに手数料もかかるため、薬代はもう少し高くなります。
乳酸菌製剤との併用に関してですが、リレンザは特に併用して他の薬に影響は与えることはありませんので、もちろん乳酸菌製剤と併用しても構いません。
インフルエンザウイルス感染症の場合には二次的な細菌感染のために抗生物質も同時処方されることがあり、抗生物質による下痢予防のために乳酸菌製剤も使われることがあります。
しかし飲み合わせの問題はありません。